1 検査・歯石の除去
慢性疾患である歯周病は、現状の把握から治療が始まります。レントゲンや、
プローブによる検査は必須です。また、その検査をできるだけ詳しく行い、
どの歯のどの部位にどれだけ歯周病が進行しているのかを把握し、治療計画を
立て、患者様との話し合いのうえで、治療を進めていくことが当医院の基本です。
実際の治療においては、歯周病の主な原因が歯垢・歯石ですので、
できるだけ歯肉を傷つけないように(傷つけると歯肉が退縮してしまうので)
ゆっくり、ゆっくり歯石を徐々にとっていきます。
2 歯周病を悪化させる外力の除去
歯周病を憎悪させる因子として歯にかかる力(無意識の食い縛りや1歯~数歯
の強い当たり)をとり除きます。また自己暗示やリンパマッサージも有効です。
3 生活習慣の改善
歯周病には生活習慣病的な側面があります。そのため歯周病をを改善するには
生活習慣の改善は必須条件です。
その1つとして、1日を通して適量な水分(1ℓ~1.5ℓ)をとり、良く咬むこと
を習慣づけていくと、一日の唾液分泌量が増え口腔内フローラは良い状態で
安定します。唾液の分泌は口腔内環境に大きく影響します。
4 プラーク(歯の汚れ)コントロールのチェック
5 唾液検査:環境因子の把握 (ご希望の方のみ実施します。)
6 細菌検査:フローラの把握
→
7 維持管理
歯周病は慢性疾患であり生活習慣病であるので、維持管理=治療ということ
になります。目標をクリアした後も、常に維持管理をし検査をし問題があれば
改善していきます。プラークコントロールレコードが25%以下を維持すること
が望ましいと言えます。最終的には20%以下に管理していきます。
松年歯科ではこの様に具体的数値目標を掲げ7つのステップを踏み改善し
維持管理していくことを『歯周病治療』と呼びます。