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ショウネンデンタルクリニック

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目次(名古屋 歯周病)

つまようじ法



つまようじ法


フロスの必要性について・・・『Journal of Periodontology』からの抜粋



歯肉疾患と戦うためにはフロッシングが必要


ブラッシングのみでは歯肉出血に効果がないとの研究

双生児の試験では、ブラッシングに加えてフロッシングを1日2回行うと、

わずか2週間でブラッシングのみより約40%歯肉出血(歯肉疾患の徴候)が減少

By Jennifer Warner   WebMD Medical News   Reviewed By Louise Chang, MD


歯科医は長年言ってきたことであるが、現在、歯のブラッシングは歯肉疾患と戦うのに

十分でない可能性があるという新規エビデンスが得られている。

双生児の研究により、ブラッシングに加えてフロッシングを1日2回行うと、わずか2週間で

ブラッシングのみより約40%歯肉出血が減少することが示されている。

「口臭や歯肉出血は、歯および歯茎を定期的にブラッシングしている人にも起こりうる」と

米歯周病学会(AAP)会長のKenneth A. Krebs, DMDはニュースリリースで述べている。

「歯肉出血は歯周病の徴候の場合があり、口臭は口内で増加したある種の細菌による

可能性がある」。

この研究の結果は『Journal of Periodontology』に掲載されている。


毎日のフロッシングによる早い結果

この研究において研究者らは12-21歳の双生児51組を対象にブラッシングに1日2回の

フロッシングを併用した場合の効果をブラッシングのみの場合と比較した。双生児のうち

1名は2週間にわたり1日2回歯と舌をブラッシングしもう1名はこれにデンタルフロスの

1日2回の使用を付け加えるように指示された。

双子ペアを対象としたのは歯肉疾患の一因となる可能性のある食事、健康、生活習慣

などの環境因子が同じであるためである。

研究の前後に、研究者らは歯肉出血と口臭の所見について両群を調査した。

その結果、フロスを用いたグループは介入前より歯肉の出血部位数が38%減少し、

全歯肉出血は平均で42%改善されたことが明らかになった。

こうした改善は、ブラッシングのみのグループには認められなかった。そればかりか、

フロッシングしなかった群では、同研究期間中に歯肉出血部位数が約4%増加した。

両群ともに、口臭も有意に改善されており、研究者らはこれについて、歯だけでなく

舌のブラッシングも奨励したためではないかと述べている。舌はしばしば臭気を発する

細菌の温床となる。口臭の改善については両群間に有意差はなかった。

「歯肉(歯茎)出血や口臭は口腔衛生不良の初期徴候の場合が多く、やがて歯周の

さらなる問題につながる可能性がある」と、研究を行ったニューヨーク大学歯学部の

Walter A. Bretz, DDS, PhDはニュースリリースで述べている。

「歯周疾患および虫歯を予防する良い方法は、家庭での口腔衛生ケアおよび定期的な

歯科診察である」。

Journal of Periodontology, August 2006; vol 77: pp 1386-1391. News Release, American Academy of Periodontology.

歯周病が治らない3つの理由



歯周病が治らない3つの理由

皆さんは歯周病にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
『歯周病は治らないため、徐々に進行していきどんどん歯が抜けていく病気』
こんなイメージをお持ちではないでしょうか?
慢性疾患であるこの病気は進行性であり。これを治療するには生活習慣から
改善し,口腔内の菌叢を変えていく必要があります。歯周病を治療するには
以下の3つの問題をクリアしなければなりません。

歯周病とは歯の周りに歯周ポケットという溝ができます。その深さによって
進行度合いが違います。当医院ではポケットの中のプラークを採取し、
位相差顕微鏡でチェックし、そこに写ってくる細菌の種類、数、活動性を重要視
しています。これらの細菌叢(さいきんそう)が改善されると歯周病は改善されて
いきます。歯周病の方は口腔内の常在菌の状態(フローラ)が歯周病菌が活動
しやすい状態に安定してしまっています。これらを改善できないと歯周病は
ドンドン進行してしまいます。

歯周病を悪化させている因子の除去に注目しない歯周病は、どんどん進行
していきます。その因子の代表的なものとしてタバコや、ストレスや、
ブラキシズム(歯ぎしり・くいしばり)などがあります。
特にブラキシズムは、歯に過大な力がかかって、歯が揺らされて骨の支えがな
くなっている歯をさらにグラグラにしていく病気です。
簡単に言うと、板に刺さった釘と同じで、それを抜く時、みなさんは
どうしますか? くぎ抜きでゆらしてとりませんか?
その力は歯をグラグラにしてしまうブラキシズムと一緒です。
細菌や歯石の除去だけに注目していては歯周病は改善していきません。

歯周病は、歯周病菌感染により起こります。ご自身の口腔内の細菌叢が
安定したとしても、ご家族や恋人などから感染する場合がありますので、
周りの方を含めて治療し、細菌の感染経路を断ってやることが必要となります。

以上3つの問題をクリアしないと歯周病は改善していきません。
これは私たちが歯周病治療に取り組んできて、なかなか改善できなかった問題点です。
1つ、1つ問題点をクリアすることによって歯周病が改善するようになってきました。
病状及び生活習慣の把握、歯石の除去とともに歯周病を悪化させる因子の除去、
生活習慣の改善とフローラの改善などです。

また、歯周病の改善といっても程度があります。
一般的に6mm以上のポケットに関しては歯周外科が適応されていますが、
問題点のクリアによっては、6mm以上のポケットも改善する場合があります。
また、歯周外科することなしに3mm以下に改善していく症例があります。
今までの歯周病治療では歯周病を構成する歯石や細菌の機械的除去
(外科処置、ガリガリ歯石取りなど)のみのアプローチでした。
これによって改善しないと技術的な問題だと考えどんどんおおがかりな外科治療
になっていきます。それでも少しずつは改善していくのですが限界があります。
当医院では外科処置だけが歯周病を改善するものとは考えていません。
歯周病菌の除去と、力のコントロールと、唾液の状態の改善と、食生活の改善
これらを自己コントロールしていけば、歯周病はかなりの確率で改善して
いくと考えています。


歯周病が改善する7つのステップ



歯周病が改善する7つのステップ

検査・歯石の除去
慢性疾患である歯周病は、現状の把握から治療が始まります。レントゲンや、
プローブによる検査は必須です。また、その検査をできるだけ詳しく行い、
どの歯のどの部位にどれだけ歯周病が進行しているのかを把握し、治療計画を
立て、患者様との話し合いのうえで、治療を進めていくことが当医院の基本です。
実際の治療においては、歯周病の主な原因が歯垢・歯石ですので、
できるだけ歯肉を傷つけないように(傷つけると歯肉が退縮してしまうので)
ゆっくり、ゆっくり歯石を徐々にとっていきます。

歯周病を悪化させる外力の除去
歯周病を憎悪させる因子として歯にかかる力(無意識の食い縛りや1歯~数歯
の強い当たり)をとり除きます。また自己暗示やリンパマッサージも有効です。

生活習慣の改善
歯周病には生活習慣病的な側面があります。そのため歯周病をを改善するには
生活習慣の改善は必須条件です。
その1つとして、1日を通して適量な水分(1ℓ~1.5ℓ)をとり、良く咬むこと
を習慣づけていくと、一日の唾液分泌量が増え口腔内フローラは良い状態で
安定します。唾液の分泌は口腔内環境に大きく影響します。

 プラーク(歯の汚れ)コントロールのチェック

 唾液検査:環境因子の把握 (ご希望の方のみ実施します。)

 細菌検査:フローラの把握

口臭  口臭

 維持管理
歯周病は慢性疾患であり生活習慣病であるので、維持管理=治療ということ
になります。目標をクリアした後も、常に維持管理をし検査をし問題があれば
改善していきます。プラークコントロールレコードが25%以下を維持すること
が望ましいと言えます。最終的には20%以下に管理していきます。

松年歯科ではこの様に具体的数値目標を掲げ7つのステップを踏み改善し
維持管理していくことを『歯周病治療』と呼びます。


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